■ 概要


梢 〜 大切な暮らし 

所  在:埼玉県所沢市

構  造:木造2階建

主要用途:専用住宅

工事種別:新築

 

延床面積:120.89㎡

 

竣  工:2021年2月

Blog/梢

 

市街化調整区域内ののどかな風景。

周辺は畑が多くゆったりとした時間が流れる環境。

「森の中で寝転がっているような気持ちのいい家」

とご希望されたクライアントのための木の家。

 

たくさんのご要望を受け止め、

再整理し、

優先度の解釈、

ほしいもの、あとでいいもの、

インテリアのイメージ、

家族の風景、

暮らしの風景。

 

多くの時間を共有してできた木の家です。


■ 大きな窓


こだわりのひとつに大きな窓のご要望。

1間の幅をオープンにできる窓がふたつあるリビング。

引き分けられるように設置したので、

リビングからは、窓の存在を消しながら、

外部空間の庭と一体化できる関係。

内と外の関係は、ウッドデッキがゆるく繋いでくれる。

前面道路を行き交う車や人が気にならない環境を

 

読み解いておくこともとても大事。

■ フリーな時間


リビング前の軒下ウッドデッキに干し柿や野菜を吊したり、

庭木のブルーベリーを摘んだりできる軒下空間。

深呼吸して柔軟体操。

ぐーっと体を伸ばして気持ちをリセット。

畑仕事のお茶休憩に、

日向ぼっこしたり、おしゃべりを楽しんだり。

昆虫見つけたり、新緑やお花、野菜の収穫。

夏にはスイカと花火かな。蚊取り線香つけながら。

 

フリーな時間を大切にする場所。


■ ワークスペース


キッチン近くのワークスペース。

パソコン、ミシン、仕事に必要な道具や書類。

書斎のような個室ではないオープンなスタイル。

小さな子供たちがしていることを見守れるような環境で。

学校の宿題を見てあげられるような場所で。

 

お料理しながらも全体が把握できるような関係性で。

■ 普段使いを動線で


納戸とかクローゼットとか、プランニングにはとても大事な検討事項のひとつ。

使い勝手も同時に考えておきたいです。

例えば、仕事や学校へ行く時の持ち物、カバンとか帽子とか上着とか。

朝のドタバタ時間に、あっ忘れ物!ありますよね。

2階まで取りに行くこともあるわけですが、

玄関手前の動線上にあったら使い勝手がとても良い。

各家庭で違う優先事項。

こうでなきゃいけないことって皆それぞれです。

 

だからこそ一日の流れをイメージし、クライアントと設計者のその共有はとても大事。

風景・・・写真では読み取りにくい風景をいくつか↓

■ 風景1


2階の東窓から差し込む朝陽。

吹き抜けを通り抜け、建物奥まで差し込む朝陽。

 

朝陽を感じながらの朝ご飯。

■ 風景2


2階寝室から見える風景。

2階寝室は、吹き抜けを挟んで南の庭や前面道路を望むことができる関係。

就寝時、つまり、寝転がると道路が見えないちょうどいい高さになる。

 

そこは空中に浮いたような景色が広がる。朝起きた時に広がる風景。

■ 風景3


ゆとりのある土地のため、ぐるぐる回れる建物廻り。

小さな子供たちにとってはそこは遊びのスペース。

建物廻りをぐるぐる回る。

楽しそうに自転車でぐるぐると回る。

大きな窓の前を笑顔で通り過ぎたり、道中つまづくことだって時にはあるし、待ってほしいのに先に行っちゃうお姉ちゃん。

一周回ってきたら今度はグズる時だって。

それでもぐるぐるは続くのです。

お姉ちゃんの後を追いたいから。

そんな一風景をリビングから。

 

まるで窓が舞台みたいな感じです⭐︎

■ 風景4


屋根付きの縁側(ウッドデッキ)。

建物の正面につくった縁側。

前面道路から玄関までのアプローチで必ず目にする場所。

屋根付きのため、雨を受ける「樋」にも気配りです。

 

瀬尾製作所

鎖樋 SEO RAIN CHAIN 玉tama

施工事例はこちら

 

ご縁あって、鎖樋を使ってみました。

縁側の木部や植栽との相性もとてもいい。

高いデザイン性ですが、とてもシンプルな形状だからこそ、

自然な素材と風景がなじむ。

 

 

 

ひとつひとつの風景が大切な暮らし。